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- 2024年11月
2013年の冬休みになんとなく始めて、なんとなく毎日続いてきたなと思ったら段々と後に引けなくなってきて、頑張って毎日大したことないことからかなりの時間をかけて書いた力作からといろいろ書きつつ、そのうちにこんな記事がたくさんのアクセスを集めるようになったりして、面白いやら大変やらでした。10月くらいにAUGMラッシュだったり、仕事の方もピークになってしまって少し「後書き」しようとしていたら追いつけなくなって、途中で諦めたところで「毎日更新」というのが崩れてしまいました。
ちなみに、上記のスクリーンショットはこのエントリーを書き終えた後に入力している管理画面を撮ったものです。
それでも、Google Analyticsの解析を見ると、このブログのアクセス数が当サイト全体の中でもトップを占めていて、頑張って書いていれば見てくれる人もいるんだなということを改めて実感しているので2014年も続けていきたいと思っています。
そもそも、ブログ自体は2006年6月に「はじめの一歩」を書いてから不定期でありながらもずっと続けてきた発信の場です。社長ブログは多くの会社でもやっていますが、ちょこちょこと更新が滞っているサイトを見かけますし、そうすると社長のやる気がないのではないかという印象も受けてしまうので、止めるなら止めるでコンテンツ自体を消してしまうくらいの姿勢で臨まないといけないと思います。私は、元々書くことが嫌いではないということもあって、製品のこと、時事ニュースなども含めていろいろ今後も書いていきたいと思っています。
一時期、ブログが流行った後にソーシャルメディアが拡がってきてブログ衰退と言われていた時期がありましたが、逆に2013年はブログやメールマガジンという古い媒体を介しての情報発信が見直されてきました。個人的にはテキストで転送・転載可能なメールマガジンを有料で配信するのは、DRMフリーの流れとも通じるものがあるのかなと思っています。ブログの方は有料ブログ、というのはあまり見かけません。それはそこまでのことを書いているという媒体がないのか、これまた簡単にパスワードなどをかけてもそれが出回ってしまうからなのかわかりません。ただ、日経新聞電子版のようにオンラインでの閲覧を有料にして収入を増やしている媒体もあるので、やり方によっては必要な情報は有料で配信するということになっていくのかもしれません。
さて、そもそもなぜブログを書いてきたのか、というところに触れておきたいと思います。
・「人柄」を出して親しみやすく
企業のウェブサイトは基本的に公式な情報を配信していくものです。会社案内もそうですし、製品情報だったりニュースだったりとちゃんとしたフォーマットで正式な内容を掲載していきます。もちろん、これが企業ウェブサイトのメインコンテンツであることには変わりはありません。しかしながら、それだけを見ているとその企業の「人柄」(人ではないですが、法人ではあります)がまったく見えません。そういうイメージでクールに見せたいということもあるでしょうから、それが決して悪いわけではありません。ただ、たとえば、当社で言えばトリニティという会社名はなぜ付けられたのか、というような話は雑談ではかなりよくする類いの話で、当社の社名を聞いたときに気になることのひとつではないかと思います。
しかし、このリンクにあるような話はなかなか公式なページでは書くことができませんね。
その他、トリニティという会社の代表をしている私のパーソナルなところを出していくことで、製品やウェブサイトなどはクールなデザインをしていると思いますが、そこに少しの温かみを付け加えられるのではないかと思います(自己評価なのでその目的を達成しているかはみなさんが決めることですが)。
・裏話で細かな魅力を伝える
こちらは人柄ということではありませんが、製品の公式ページでは語り尽くせない小さなこだわりだったり、製品ができるまでの苦労など裏にあるストーリーを伝えていくことができると思っています。それは、本当に紹介したい長くて大きな話であれば次元シリーズ特設サイトのように別途立ち上げても良いと思います。ただ、そこまでの大きな話ではないけど秘められたストーリーがある場合に軽く紹介することができる媒体だと思います。
・更新されたコンテンツがあること
企業ウェブサイトは毎日毎日新製品やリリースがあるわけではありませんので、場合によっては何回か見に来てもコンテンツに変更がない可能性もあります。その際に、その会社自体があまりアクティブではないという印象を受けることもあります。ブログがほぼ毎日更新しているということで、少なくともいろいろと活動しているということをアピールすることができます。
この点を重視して、ウェブサイト全体においてブログの更新情報がページ内に掲載されるような仕組み・デザインにしていっています。当初はなかったランキングも採り入れたりして、最新のエントリーではないけれども人気のあるエントリーについて自動的に紹介していくことができます。
・さまざまな内容でアクセスを集める
さまざまな話題を取り上げることで、検索エンジンに掲載され場合によってはトップにランキングされることもあります。そうすると、当社取り扱い製品自体を調べているわけではない人もサイトに入ってくることになります。そして、もしもそのエントリーがその人にとって有用なコンテンツだった場合には、他のエントリーを見ることもあるでしょうし(そのためにランキングなども入れて回遊できるようにしている)、その企業自体が何をやっている会社なのかも知りたいと思って公式のコンテンツを見ることもあると思います。当社の製品は日本においてはかなりのシェアを占めているApple関係の製品が多くあり、バッグなど一般的な製品もあるので、多くの人に興味を持っていただきやすいので、そこに来てもらうまでの導線としてブログは良い媒体であるといえます。SEOの手引きを見ると、コンテンツはちゃんと統一していかなければいけないというようになっていますが、私の目的からすると偏らずに幅広い方が良いと思っています(間違っていたらゴメンナサイ)。
・スタッフも書くことで幅を拡げられる
最近始めていることですが、私だけでなくスタッフにも書いてもらうようにしています。セールス、マーケティング、ロジスティクスなど当社のさまざまなパートの人に書いてもらうことで、少しでも当社の裏側を紹介して前述のような「人柄」を伝えられると良いと思って始めました。まだ、ここらへんをうまく理解してもらっていないからか、書くことを目的にしてしまっている人もいるのですが、マーケティング担当のスタッフは良いエントリーを書いてくれています。代表だけの思いではなく、スタッフがどう関わっているのか、そして各ポジションでの考えや仕事への取り組み、裏話などなどがもっと紹介されていくと面白いかなと思います。前職の時にもメールマガジンをやっていて、普段は表舞台に出てこない技術部門の人の文章がマニアックな中にもユーモアがあってとても面白かった印象があり、そういうようなカタチにしていきたいなと思っています。
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そんなこんなで、こういう思いで書いているトリログですが、これからも「ほぼ毎日」ということで書いていきますので、2014年もよろしくお付き合いください。なお、ソーシャルボタンの数字が出るようになっていますので、良いと思ったエントリーには押していただけると励みになりますので、コメントを付けるとまでは言いませんでの是非とも読み手のアクションもいただけると嬉しいです。(そうそう、これで思い出しましたが、コメントシステムは改良したいと思っています)
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このブログを書いたスタッフ
プレジデント
ほっしぃ
音楽からMacの道に入り、そのままApple周辺機器を販売する会社を起業。その後、オリジナルブランド「Simplism」や「NuAns」ブランドを立ち上げ、デザインプロダクトやデジタルガジェットなど「自分が欲しい格好良いもの」を求め続ける。最近は「24時間365日のウェアラブルデバイス|weara(ウェアラ)」に力を注いでいる。
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